令和4年4月17日(日)、みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンターの野営場の正式オープンを記念して、親子で楽しむ無料プログラムを開催しました。
凧作りワークョップ
愛島伝承凧の会 武田さんを講師に迎え、親子でこの地方に伝わる凧「するめ天旗」を作りました。
まずは、絵を描くところから。皆で思い思いの絵を描き、色を塗っていきます。
次に骨組みを糊付けしていきます。凧が高く揚がるためは左右のバランスが大事なのだそう。地元名取市愛島産の竹ひごをしならせながら、丁寧に貼っていきます。
最後に糸を取り付けたら、完成!
朝はほどんど無風だったのに、私たちが凧を完成させた頃にはちょうど良い風が吹いていました。春は風が吹くので凧揚げには最適な季節なんだそうです。
お子さんはもちろん大人の皆さまも夢中になって凧揚げをして、「すごい、高ーい!」「売っている凧よりも高く揚がった」と笑顔で楽しんでいらっしゃる様子に私たちスタッフも嬉しい気持ちにさせていただきました。
スラックライン体験教室
NPO法人仙台スラックラインの皆さまが体験教室を開いてくださいました。
スラックラインは、綱渡りのようなスポーツで、体幹を使ってライン(平たいロープ)の上を渡っていきます。
初めての方はラインの上に立つことも難しく、なかなか半分まで進むこともできませんが、何度も挑戦しているうちにバランスを取るのがうまくなり、少しずつ前に進めるようになっていきます。
全部渡れたときには、周りの方からも「おー!」という楽しい歓声が上がっていました。
テント、ツェルト張り体験会
みちのく潮風トレイルの歩き旅の中で使う方も多い、テントやツェルト。
野営場に色々な種類のテントやツェルトを張り、名取トレイルセンターの職員が説明しながら、実際に触る・張るという体験をしていただきました。
テントは持っていたり泊まったことがあったりする方も、ツェルト(棒2本と紐があれば組み立てられる軽量なテント)は初めてという方がたくさんいらっしゃいました。ツェルト張りを初体験してみて、「テントを持って歩くのは重いから大変だけど、ツェルトなら軽くて良さそう」という声も。
テントやツェルトの中に入ってみて、楽しまれている様子があちこちで見られました。
当日は天気も良く、たくさんの皆さまにご来場いただき、各種プログラムを楽しんでいただきました。
「みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター野営場」をこれからもよろしくお願いいたします。