スタッフコラム

はじめてのロングトレイル みちのく潮風トレイルスルーハイク研修

2023/11/30 みちのくトレイルクラブ
0 0

こんにちは。みちのくトレイルクラブの岡です。

みちのく潮風トレイルスルーハイク研修が終了しました。

9月20日から約2カ月間、みちのく潮風トレイルのスルーハイク研修に行かせていただきました。11月19日(日)、無事に松川浦環境公園に到着し、みちのく潮風トレイル全線を踏破することが出来ました。スタートをした9月20日は、まだ日中は半袖でも良いくらいに気温が高く、日が落ちた後に少し肌寒い程度でした。

歩く前に、北上するか南下するかを決める必要がありました。私は寒いのが大の苦手なので、南下を選びました。実際に歩いて見ると、比較的暖かい日が続き、宮城に入ったころから寒さを感じるようになりました(毎日歩いていたので、代謝が良くなり身体が常に暖かくなっていた可能性もあります)。

種差海岸のキャンプ場にて、初めての一人テント泊を行いました。テントに宿泊するのは小学校の林間学校以来だと思い、ドキドキしながら初日を過ごしましたが、その後は、テントで寝ることに慣れてきて、当たり前の日常になっていきました。

主に海の近くを歩いているので、海を見ることが非常に多い2カ月間でした。私の地元は宮城県の女川町という海の近くにある町なので、幼少期から毎日海は見ていました。しかし、この2カ月で見てきた海は自分にとってとても新鮮な景色でした。海の深さや色や波の形がこんなにも異なるのかと驚きました。海の使い方も地域によって異なり、東北の中でも多種多様な海との関わり方があることを知りました。

山を歩いている時間も多くありました。地域の方に熊に気を付けてねとたくさんお声がけいただきましたが、無事に熊に遭遇することは一度もなく歩き終えることが出来ました。山の中は、いろいろな生き物や植物がいて、アスファルトの道よりも視覚的な情報が多いことに気が付きました。歩き慣れているアスファルトの道よりも少し緊張感があるように感じました。みちのく潮風トレイルは、東北沿岸の自然を堪能できる道であり、みちのく潮風トレイル憲章にもあるように「震災をいつまでも語り継ぐ道」という側面もあります。私自身、被災した経験があるので、東日本大震災については当事者としてよく知っているつもりでしたが、沿岸の様々な地域を実際に歩いて見ることで、震災がいかに三陸沿岸にとって大きな影響をもたらしたものであったかを改めて感じました。

2カ月間のスルーハイクで様々な方に出会い、声をかけていただきました。最初は少し心細かったスルーハイクでしたが、だんだんとゴールしたら報告したい方々が増えていき、楽しく歩くことができました!本当にありがとうございました!

これからもさらに多くの方に歩いて、みちのく潮風トレイルが通過する東北沿岸地域を好きになっていただけるように頑張っていこうと思った新人研修となりました。お世話になった皆さんに、また会いにいきたいと思います!

著者 : みちのくトレイルクラブ

この著者の記事一覧はこちら