いつも応援いただきありがとうございます。NPO法人みちのくトレイルクラブの関です。
梅雨入りした東北ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?ハイカーから続々と全線踏破の報告を受けるトレイルセンターから、メールニュースをお届けします。
目次
- みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター植樹会を開催しました
- 東北デスティネーションキャンペーンデジタル周遊スタンプラリー&クーポン開始しました
- みちのく潮風トレイルハイキングin末崎半島開催中です
- Trail Gateオリジナルボトル、今夏販売予定です
- ブロックフォーラムin岩泉町・田野畑村開催しました
- 令和3年度第1回地域連絡会開催しました。
1. みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター植樹会を開催しました
6月11日(金)、12日(土)の二日間で、みちのく潮風トレイル名取トレイルセンターの園庭、野営場予定地内に植樹を行いました。
当初は、名取市民にも広く呼びかけて参加いただくイベントの予定でしたが、新型コロナウィルス感染状況を鑑みて、名取市、環境省、みちのくトレイルクラブの三者で構成、運営している名取トレイルセンター運営協議会関係者のみで、感染対策を徹底しながら植樹することになりました。
一般社団法人第二のふるさと創生協会様に多大なるご協力をいただきながら、山田名取市長をはじめとする名取市役所の皆さま、中山所長をはじめとする環境省東北地方環境事務所の皆さま、名取トレイルセンターサポーター(グリーンメンバー)の皆さま、などで、1000本の苗木と、トレイル沿線の県市町村から提供いただいた28本の苗木を、二日間にわたって植樹しました。
今は小さな可愛らしい苗木ですが、10年後、50年後には園庭や野営場に大きな木陰を作る森となって、そこでハイカーや地域の方が寛ぎ、交流を楽しむ将来の風景を想像しながら、これからみんなで大切に育てていきたいと思っています。お近くの方は是非お立ち寄りください。第二弾、第三弾の植樹が開催されるときには、ぜひぜひ皆さまにもご参加いただきたいと思います。当日の様子はこちらをご覧ください(https://www.facebook.com/michinoku.tc)
2. 東北デスティネーションキャンペーンデジタル周遊スタンプラリー&クーポン開始しました
4月より開催しています東北デスティネーションキャンペーンですが、特別企画デジタル周遊スタンプラリー&クーポンが6月21日(月)から開始されました。さまざまなテーマのデジタル周遊スタンプラリーが設定されておりますが、「みちのく潮風トレイル」もテーマになっております。
トレイル沿線に合計84箇所のスタンプ設置箇所を設定しましたが、野外を歩くトレイルですので、歩いてしか行けない野外にもデジタルスタンプが設置されております。30箇所以上のスタンプを集めると、この企画用に作成したオリジナルカラーのTrail GateオリジナルTシャツが、抽選で当たります。歩いたことがある場所でも、賞品目指して再度歩いて、スタンプを集めてみてはいかがでしょうか。
また、北山崎ビジターセンター、浄土ヶ浜ビジターセンター、みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター3施設では、Trail GateオリジナルTシャツが割引価格で購入できるクーポンも使用できます。
デジタルスタンプラリー・クーポンの内容や詳細はホームページをご覧ください。
3. みちのく潮風トレイルハイキングin末崎半島開催中です
碁石海岸インフォメーションセンター(岩手県大船渡市)では、みちのく潮風トレイル全線開通2周年を記念して「みちのく潮風トレイルハイキングin末崎半島」を7月11日(日)まで開催しております。碁石海岸がある末崎(まっさき)半島を1周するハイキングを行った参加者に対して、大船渡市内のトレイル沿線の飲食店などで使えるサービスチケット(500円相当)と踏破証明証を提供する企画です。デジタル周遊スタンプラリーと併せて歩いてみるのはいかがでしょうか。その詳細はホームページをご覧ください。
4. Trail Gateオリジナルボトル、今夏販売予定です
みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンターの売店Trail Gateでは、オリジナルボトルを今夏販売予定です。滋賀県に本社を置く「Kinto」のトラベルタンブラー350mlに名入れをして作成する予定です。完成を楽しみにしてお待ちください。
5. ブロックフォーラムin岩泉町・田野畑村開催しました
各サテライト施設の皆様にご協力を賜りながら、2年前より開催しておりますブロックフォーラムですが、今年度は6サテライト全てで開催いたします。その先陣を切って、浄土ヶ浜ビジターセンター(岩手県宮古市)、北山崎ビジターセンター(岩手県田野畑村)が連動して、ブロックフォーラムin岩泉町・田野畑村「トレイルと海岸線」を、6月19日(土)、20日(日)に開催しました。
1日目は、シーカヤックプログラムを提供されている北三陸OUTDOORS代表大津貴則氏、牡鹿半島ガイドなかのカヤック代表中野可菜氏を交えてのクロストーク(岩泉町小本津波防災センター)とハイキングイベント(岩泉町御殿崎~田野畑村鵜の巣断崖)、2日目は、ハイキングイベント(田野畑村机浜~弁天崎)とシーカヤック体験(田野畑村机浜)を行いました。新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、岩手県内在住者限定のイベントとなりましたが、初日は17人、2日目は26人の申込がありました。みちのく潮風トレイルは沿岸部を中心に通過しており、歩きながら海の絶景を楽しむことができますが、シーカヤックで海からの景色を見たことがない参加者が多く、陸からも海からも三陸の絶景を満喫することができました。
歩く速度でトレイル沿線を深く楽しむことができるみちのく潮風トレイルですが、より深く三陸地域を体感する機会として、各地で用意されているさまざまなアクティビティにも参加してみてはいかがでしょうか。
当日の様子は浄土ヶ浜ビジターセンターのFacebookをご覧ください。
6. 令和3年度第1回地域連絡会開催しました
みちのく潮風トレイルが通過する4県28市町村の担当者さまと情報共有、意見交換する地域連絡会を6月21日(月)~28日(月)にかけて開催しました。6サテライトの運営団体が主催する連絡会ですが、各管轄区間の行政担当者、現地自然保護官が一堂に会し、トレイルの巡視結果の報告、今年度のイベント企画等の情報共有、今後のトレイル運営に関する意見交換が活発に為されました。昨年度はコロナ対策として、リモート会議での開催でしたが、今年度は感染症拡大防止の対策を行って、対面で開催することができました。
新たに担当になられた参加者も多く、会議冒頭、運営計画の説明や「みちのく潮風トレイル憲章」動画を見て、トレイル設立の経緯や理念を共有しました。このトレイルが末永く、一本に繋がり続け、多くのハイカーと地域住民とが交流できる道となるよう、思いを新たにして、会議に臨みました。
編集後記
ワクチン接種が進みつつあり、身動きの取りにくい毎日が解消される日も近づいてきているのかも知れません。外出や移動の制限がなくなり、晴れ晴れとトレイルを楽しめる日が1日でも早く来ることを待ち望んでおります。引き続き、みちのく潮風トレイル並びにみちのくトレイルクラブを、よろしくお願い申し上げます。