いつも応援いただき、ありがとうございます。NPO法人みちのくトレイルクラブの板橋です。今月上旬に発生した豪雨災害により、九州をはじめとした日本各地で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。避難されている方々、復旧作業に従事されている方々の安全と、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。名取トレイルセンターがある宮城県名取市でもしばらく梅雨寒の日が続いており、梅雨明けが待ち遠しい日々ですが、今月も元気にメールニュースをお届けします。
<目次>
- サテライト連絡会、地域連絡会を開催しました
- みちのく潮風トレイルの整備活動に参加してみませんか?
- みちのく潮風トレイルメッセージアート展について
- 〜加藤則芳メモリアル〜トレイル座談会on YouTube Liveご覧になりましたか?
- 東北デスティネーションキャンペーンコンセプト動画が公開されました
1.サテライト連絡会、地域連絡会を開催しました
6月22日〜23日にかけて、みちのく潮風トレイル運営の拠点施設であるサテライトのメンバーと環境省の担当者が久慈市に集まり、「サテライト連絡会」を開催しました。22日のエクスカーションでは、参加者は2班に分かれ、洋野町と久慈市の境を流れる高家川の渡渉を実際に体験し、別の班は久慈市側の自然歩道の整備活動を行いました。会議では、みちのく潮風トレイル全線に関わる道の状況、台風被害からの復旧状況や利用促進等の今後の取組みや課題共有や解決策についての情報交換を行いました。
6月29日から7月6日の間には、6つのサテライト管轄区間にて地域連絡会を開催しました。それぞれのサテライトが中心となり、各市町村の担当の皆さん、地域でトレイルの運営に協力して下さっている民間団体の方などを交えて、情報共有を行うブロック単位の会議です。市町村の方々もみちのく潮風トレイルの利活用に積極的に取り組んで下さった、ハイカーを迎える機運が年々高まっていることを感じました。
サテライト連絡会、地域連絡会はそれぞれ年に2回ずつ開催しています。このような、官民の連携・協働体制によって、私たちみちのくトレイルクラブは最新の情報をハイカーの皆さんにお伝えすることができています。毎回お集まりいただく関係者の皆様に、「みちのく潮風トレイルができて良かった」と思っていただけるよう、さらに精進したいと思います。
2.みちのく潮風トレイルの整備活動に参加してみませんか?
このメールニュースをお読みくださっている会員さんの中には、みちのく潮風トレイルの整備ボランティアに登録されている方がいらっしゃると思いますが、登録ボランティアの方に沿線での整備イベントの情報をメールにてお送りしています。
整備活動は、地域でトレイルを維持して下さっている方々と参加者の方々との交流の場でもあります。私も昨年は釜石市ルートの整備に参加しましたが、ボランティアの皆さんと一緒に、初夏の生命力溢れる植物に覆われた自然道からさっぱりとしたトレイルコースを再び生み出す達成感と喜びを味わいました。直近の整備活動情報ですが、7月〜8月は碁石海岸インフォメーションセンター主催の活動を下記の日程で行います。会員の皆さんもご興味がありましたら、ぜひお申込み下さい。
■気仙沼市亀山整備■■■
日時:7月29日(水)8:30集合〜12:30解散集合/解散場所:気仙沼市大島大橋駐車場(大島側)整備内容:草刈り、枝払い、倒木処理
■大船渡市綾里崎整備■■■
日時:8月1日(土)8:30集合〜13:00解散集合/解散場所:大船渡市三陸町綾里田浜天照御祖神社駐車場整備内容:草刈り、枝払い、倒木処理
■(水)釜石市唐丹側鍬台峠整備■■■
日時:8月22日(土)8:30集合〜13:00解散集合/解散場所:釜石市唐丹側鍬台峠登り口整備内容:草刈り、枝払い、倒木処理
■共通事項■■■
参加費:無料持ち物:歩きやすい服装・靴、飲料水、帽子、軍手、タオル、マスク、雨具、管理作業用具(お持ちの場合は、鎌や枝切ばさみ等)申込方法:各開催日の3日前までに、以下の申込先に「整備ボランティア参加申込」として「参加を希望する整備活動名・氏名・年齢・電話番号・住所」をご連絡ください。申込先・問合せ先:碁石海岸インフォメーションセンター(電話0192-29-2359、メールgoishi.info@sanriku-ofunato.or.jp)今後、他のエリアでも整備イベントが開催される際は、「整備ボランティア」へご登録いただきますと、メールにていち早くご案内をお届けすることができます。皆さまのご登録をお待ちしております。登録はこちら
3.みちのく潮風トレイルメッセージアート展について
NPO法人日本ビーチ文化振興協会さんが主催するイベント「みちのく潮風トレイルメッセージアート展」のご紹介です!
みちのく潮風トレイル沿線の3か所のビーチ(八戸市「蕪島浜?」・普代村「普代浜園地キラウミ」・気仙沼市「小田の浜」)を会場に、海の大切さを訴えるメッセージや、海の思い出、復興への想いなど、皆さんのメッセージやイラスト、写真などをTシャツにプリントして、大きな青い海と空をバックにはためかせてみませんか?
現在、作品を大募集しております!Tシャツは3ヶ所の会場を巡回しますが、皆さんのお手元にも新品のTシャツが一枚届くそうです。
参加料は、1作品につき3,000円です。(Tシャツ製作費、送料、その他経費として)みちのくトレイルクラブもこの取組みに協力させていただいております。私も応募しようと思っています!皆さんのみちのく潮風トレイルへの愛を一緒にTシャツに乗せていただけたら嬉しいです♪
【応募締め切りは、8月17日(月)です!!】みちのく潮風トレイルメッセージアート展の詳しいお知らせはこちらをご覧ください。
4.〜加藤則芳メモリアル〜トレイル座談会on YouTube Liveご覧になりましたか?
去る7月12日(日)にYouTubeでトレイル座談会が生配信され、当法人の事務局長・相澤、とスタッフ・板谷と森、(そして、チラリと西澤も)が出演しました。これは、ハイカーズデポの長谷川晋さんが4月に立上げた、一般社団法人トレイルブレイズハイキング研究所主催で、加藤則芳さんに縁のある「九州自然歩道」「信越トレイル」「みちのく潮風トレイル」の3つのトレイルを管理する団体同士、そしてハイカーの皆さんをリモートでつなごう!という初めての取組みでした。
視聴中の皆さんから、温かいメッセージがリアルタイムで届き、出演者が質問に答えるという双方向のやりとりもありました。コメント欄に何名か会員さんのお名前があったのを私は見逃しませんでした。ご視聴下さった方々、ありがとうございました。もし、まだご覧になっていない会員さんがいらっしゃれば、こちらから見逃し配信しておりますので、今からぜひ!
5.東北デスティネーションキャンペーンコンセプト動画が公開されました
2021年4月1日〜9月30日の会期で、東北6県の自治体や観光関係者とJR6社などが一体となって行う「東北デスティネーションキャンペーン」が実施される予定です。それに先立ち、コンセプト動画が公開されました!動画はこちら。
みちのく潮風トレイルを含む様々な東北の映像が紹介されていますが、なかでも特に「テーマで巡る東北」の「復興」編の動画は、みちのく潮風トレイルにスポットを当てていただいているような内容になっております。1,000kmを超えるみちのく潮風トレイルのエッセンスが見事に表現されている大変素敵な映像ですので、是非とも御覧ください。
編集後記
会員の皆様、今年度も会費をお振込いただきまして、本当にありがとうございました。本来でしたら、お一人お一人にお礼を申し上げなくてはならないところですが、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます事をお許しください。また、このような状況の中で、外出をすることをまだ控えられている会員さんもいらっしゃるかと思います。状況が許すようになりましたら、ぜひ今年度もご継続いただけますよう、年会費のお振込をお願い申し上げます。皆さまの応援で私たちの活動を支えていただけていることに、心より感謝しております。今月も最後までメールニュースをお読みいただきありがとうございました。