昨年から、名取市の委託事業として当法人で開催している野鳥観察会。
今年はボーイスカウト名取第一団の皆さまにもご参加いただき、1月29日(土)に開催しました。
当日は、天気が良く風もあまり強くなく、絶好の野鳥観察日和。
講師は、日本野鳥の会宮城県支部の佐竹先生、丹野先生、小林先生にお願いし、総勢35名の参加者の皆さまと、みちのく潮風トレイル 名取トレイうルセンターから名取川の堤防まで、歩きながら野鳥を探しました。
野鳥を見つけると参加者の皆さまが一斉に双眼鏡を向け、鳥の姿を探します。鳥の種類によっては水の中に潜ってしまうものもいて、「見つけた!」「え、どこどこ?」「あー、潜っちゃった」という声があちらこちらから聞こえてきます。
講師の皆さまが持ってきてくださった望遠鏡では、鳥の姿がくっきりと見え、オオバンの特徴である額の白い部分や、ヒドリガモがひなたぼっこしながら目を閉じている姿、カワウが羽を広げて乾かしている様子も観察することができました。
観察会が終わって名取トレイルセンターに戻ってくると、最後に「鳥合わせ」を行いました。鳥合わせとは、その日見つけた鳥を発表して、合計何種類の鳥を見ることができたのかを皆で確認することです。
ボーイスカウトの子どもたちが元気良く手を挙げて、どんな鳥を見つけたか発表してくれました。
この日見つけた野鳥は、全部で21種類。たくさんの野鳥を観察することができました。
ご参加いただいた皆さま、野鳥観察会を楽しんでいただき、ありがとうございました。
皆さまもぜひ普段の生活やトレイルを歩いているときなど、外に出たときには鳥の姿を探してみてくださいね。