イベントレポート

名取市春の自然観察会 開催報告

2022/04/24 みちのくトレイルクラブ
0 0

2020年から、名取市の委託事業として当法人で開催している自然観察会。
2020年は10月末に開催し「春の植物も見てみたい」というご要望が多かったため、昨年も春開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のために中止となってしまいました。そして、今年、2年越しでようやく4月23日(土)に春の自然観察会を開催することができました。

講師は、宮城植物の会 杉山先生と菅野先生にお願いし、21名の皆さまと特別ゲストの山田 名取市長にもご参加いただき、名取市高舘山レクリエーション施設を歩きながら、この季節に見られる植物たちを観察しました。

この場所は、4月上旬にカタクリが咲き誇る場所として有名です。
ほとんどが咲き終わっていましたが、ところどころで遅咲きのカタクリも姿を見せてくれました。カタクリは7~8年かけて1枚の葉っぱの状態で少しずつ大きくなり、ある程度大きくなると2枚葉になり花を咲かせます。

カタクリの開花個体と色々なサイズの1枚葉

また、ショウジョウバカマは、花を咲かせて受粉して種を作る種子繁殖と、葉の先端に小さな植物体を形成する栄養繁殖を行います。

ショウジョウバカマ(全体)
ショウジョウバカマの葉の先にある幼植物体

アオキは赤い実を付ける雌株と、雄花のみが咲く雄株があり、同じ種類でも木によって雌雄が分かれているものもあります。
そんな植物の色々なお話を講師のお2人に教えていただき、参加者の皆さまからは「へー、そうなんだ」「知らなかった」「不思議~」という声が聞かれ、身を乗り出しながら真剣に草木花を観察している様子が見られました。

ご参加いただいた皆さま、春の自然観察会を楽しんでいただき、ありがとうございました!

熊野那智神社での集合写真

暖かいポカポカ陽気の春は、みずみずしい若葉や可憐な草花を楽しめる良い季節。歩きながら足元や周囲に植物たちにも目を向けてみると、歩き旅がより一層楽しいものになるのではないでしょうか。

著者 : みちのくトレイルクラブ

この著者の記事一覧はこちら