昨年度の「〜野外生活・日常生活で役に立つ〜ケガの処置、テーピング講習会」に引き続き、メディック・ファーストエイド(MFA)*のインストラクターで、みちのく潮風トレイルのセクションハイカーである本間一宇(ほんま いちう)さんによる講習会を今年度も開催します。
*(MFA=アメリカで40年以上前に誕生した一般市民レベルの応急手当訓練プログラム)
今年度は、みちのく潮風トレイルを安全に歩くことにフォーカスして、特にこれから歩こうと思っている方、歩き始めた方に参加していただきたい講習会です。一方向の座学ではなく、実際に体を使って練習したり実践したり、その場で質疑応答したり、もちろん全てのハイカーの皆さんにとってもためになる実践的な講習会です。
今回は三回シリーズでの開催です。
第一回はケガの予防のためのボディケア、テーピング、第二回目以降はファーストエイドについてプログラムを組んでいます。
◆第一回 7月20日(土)「ハイキング時の身体的なアクシデントの予防」
・ケガの予防のためのストレッチ、軽いトレーニング(日常生活の隙間時間でも出来ること)
・歩いたあとのケア
・予防のためのテーピング講座
⇒捻挫、膝痛、足攣り、足底の痛み、アキレス腱の痛みなど、歩いた時、歩いた後に発生しがちなアクシデントをいかに減らすか、を学ぶ講習会です。
◆第二回 10月19日(土)「ファーストエイド 日常的に起こるケガの処置」
・ケガの処置(虫刺され、刺し傷、捻挫など)
・救急セットを持ち寄り共有します
⇒日常生活、野外生活で起こり得るケガの処置を中心に学ぶ講習会です。
また、既に救急セットをお持ちの方はご持参ください。参加者同士で共有して良いものはお互いに取り入れられたらという趣旨です。正解や不正解はありません。
◆第三回 2月15日(土)「ファーストエイド 重大なケガの処置、心肺蘇生練習」
・やや重大なケガ(骨折など)の処置
・心肺蘇生の練習(人工呼吸、AED)
・救急セットを持ち寄り共有します
⇒骨折の処置、固定方法を部位別に学びます。また、練習用の器具を使って人工呼吸、AEDの方法を練習します。いざという時に練習経験の有無で大きな違いが出るそうです。
「先生の説明がわかりやすく、実践的で他の参加者の方たちの質問もあって雰囲気がよかった。」との感想を昨年度も多数いただきました。一方向の講習会ではなく、実技あり自由な質問ありで、すぐに実践に繋げることが出来る内容になります。 皆さまのご参加をお待ちしております。
イベント概要
■日時:
第一回:2024年7月20日(土)
第二回:2024年10月19日(土)
第三回:2025年2月15日(土)
各回とも 9:30〜12:30
■場所:みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター 実習室
■参加費:1,500円 (資料、資材費として)
■定員:12名
■持ち物:
各回共通:動きやすく膝を出せる服装(ストレッチ・テーピング等実施のため)
救急セット(お持ちであれば。購入する必要はありません)
■注意事項:ゴム手袋とアルコールを使用しますので、アレルギーをお持ちの方は代替品をご持参ください。
■申込方法:Googleフォームから必要事項をご入力ください。
お電話、メールにてお申し込みいただく場合は、氏名、お住まいの市町村名、年齢、電話番号、参加希望の日程をお知らせください。
■申し込み、問い合せ先:NPO法人みちのくトレイルクラブ(みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター内)
TEL:022-398-6181 FAX:022-398-6182 MAIL:info@m-tc.org
■主催:NPO法人みちのくトレイルクラブ
講師プロフィール
本間 一宇(ほんま いちう)さん
MEDIC FIRST AED(MFA)JAPAN公認インストラクター
■競技経験:オートバイロードレース、モトクロス、自転車ロード、マウンテンバイク、スキー、スノーボード、ランニング、トレイルランニング
2020年8月、みちのく潮風トレイル セクションハイク スタート
■プロフィール
これまでの競技経験から「アウトドアを楽しむ方々のサポートで自分に出来る事はないか」と考える様になり、2019年MFA JAPAN公認インストラクターを取得。「一人でも多くの方々が「楽しく永くアウトドアで活動する事」を応急手当の側面からお手伝いしたい」と思い「宮城」「山形」「福島」を中心に活動している。