北米のロングディスタンストレイル沿いのトレイルタウン各地で開催されている、ハイカーや地元の人たちみんなが楽しく交流して楽しむお祭り、「Trail Days」。みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンターでも、みんなでわいわい楽しめるそんなお祭りをイメージしながら昨年より開催しています。いつもみちのく潮風トレイルを支えてくださっている沢山の方々のお力をお借りしながら、今年も第二回を開催することになりました。

各プログラムのお申し込みはこちらから！ ※定員に余裕がある場合は当日参加も可能です。

ULパッキングのベーシック講座 ロングトレイルを楽しく歩こう！

国内外で長く歩く旅の実践をするハイカーであり、ロング・ディスタンス・トレイルを志すハイカーのバイブルとも言える「LONG DISTANCE HIKING」（TRAILS刊）の著者でもある長谷川晋さんが名取トレイルセンターに登場です。Trail Bumのバックパックの企画にも携わっている長谷川さんによる、長く歩く上でのウルトラライト装備やパッキングについての基礎的なお話です。自分に合う方法は何かなど一緒にお話ししましょう。
日時：4月15日（土）15:00〜16:00
参加費：500円
定員：20名（要申込）

講師：一般社団法人トレイルブレイズハイキング研究所所長
Hiker’s Depot　長谷川晋
自転車で日本を旅して回ったのが「旅人」としての原点。セレクトショップ、スキー場、山小屋、アウトドアショップなどの勤務を経てハイカーズデポへ。2010年の北米PCTスルーハイクの経験を、後進ハイカーに積極的に提供。ウェブマガジンTRAILSとイベント「LONG DISTANCE HIKERS DAY」をたちあげ、日本人長距離ハイカーコミニティの中心人物でもある。現在は一社）トレイルブレイズハイキング研究所との二足の草鞋で、日本における長距離トレイルやハイキング文化発展に奔走している。著書『LONG DISTANCE HIKING』（TRAILS）

ハンモック for みちのく潮風トレイル

ハイカーの間でも認知されてきた“ハンモック”。ハイキングでハンモックを使って旅する利点や魅力があるのです。 巷では盛り上がっている様子ですが、テントで行くのと何が違うの？ハンモックって何が良いの？ハイキングでどんな使い方してるの？など疑問は尽きません。 今回トレイルデイズでは「ハンモックハイキング」(山と渓谷社刊)の著者、Hiker’s Depotの二宮勇太郎さんが、みちのく潮風トレイルでハンモックを使うことをリアルにしてくれるはずです。ハンモックの楽しさを一緒にお話ししましょう！ 講習以外でも、野営場を使って、実際にハンモックに触れられる体験会を随時開催します。
（体験会無料）

日時：①4月15日（土）12:00〜13:00
②4月16日（日）11:00〜12:00
参加費：500円 ※ハンモック体験会は無料、申込不要。
定員：20名（要申込）

講師：Hiker’s Depot　二宮勇太郎
東京三鷹にあるウルトラライトハイキングをテーマとしたアウトドアセレクトショップ「ハイカーズデポ」スタッフ。2012年のPCTスルーハイカー。ハンモックを野営道具としたハンモックハイキングを提唱し、国内外で実践。その経験をもとにイベント、雑誌、WEBなどの各種媒体で“ ハイキングにおけるハンモックの有効性”を訴え続けている。著書に「ハンモックハイキング」（山と渓谷社）がある。

手作りでもっと楽しく アルコールストーブ作り講座

世界的評価も高い精巧な作りと使いやすさで、国内外から注目を集めているアルコールストーブの国産ガレージブランド「Sanpo’s Fun Lite Gear」を手がける さんぽ（佐藤淳）氏を講師に招き、空き缶からアルコールストーブを作ります。これまで日本各地で開催された際には毎回満席となっている人気ワークショップです。お気に入りの空き缶を世界でたったひとつのアルコールストーブに変えて、みちのく潮風トレイルのハイキングに出かけませんか。
日時：①4月15日（土）9:30~12:00 ②4月15日（土）13:30~16:00 ③4月16日（日）10:00~12:30    
※３回とも内容は同じです。
参加費：2,000円（保険代含む）
定員：各回8名　（要申込）
対象：小学生高学年以上（小学生は保護者同伴 ）
持ち物：350mlアルミ缶2本（アルコールストーブになるので、自分の好きな柄の缶）

講　師：Sanpo’s Fun Lite Gear　さんぽ/佐藤淳
秋田県秋田市出身。 特撮物やアクション映画に触発されて山に行き始める。社会人になって行く場所も時間も限られ、より長く歩ける低山や里山にシフト。在職中の息抜きに試作室を使いながら製作をし始め、海外で取り上げられたのをきっかけにブランド活動開始。 手を動かす事が好きなので加工に時間の掛かる所以外は手作業でこなすようにしている。 逆にトレイル上では面倒くさがりなので感覚的に使える道具の製作を心がけている。

ニューハレテープでできるアレコレ 怪我や道具の故障に対応する

株式会社ニューハレックスの竹谷浩さんを講師に迎えて、New-HALEエマージェンシーテープを使って、捻挫や擦り傷などの応急処置や道具の補修などトレイルでのトラブルを解決する方法などを教えていただきます。
実際にテーピングを使った手首、足首の捻挫の処置や、知るからこそ減らせるウルトラライトなエマージェンシーキット作りを行い、後半の質疑応答では、膝痛や腰痛など個別のお身体のトラブルにも答えていただきます。

日時：①4月15日（土）14:00〜15:00 ②4月16日（日）14:00〜15:00
参加費：1,000円（材料費含む）
定員：20名（要申込）
※膝などにテーピングしやすい服装でご参加ください。

講師：　New-HALE　竹谷　浩
トレイルランニングやマラソンレースでの選手へのサポートだけでなく野外災害救急法である「Wilderness First Aid」を取得。
テーピングで解決できるトレイルでのトラブルをご紹介します。

ハイカートーク 「未知の荒野をふたりぼっち〜Pacific Northwest Trail〜」

どこまでも静かな夜に響き渡るオオカミの遠吠えと迫りくるグリズリー。アメリカで最もワイルドで孤独と言われるトレイルを歩いた僕たち夫婦。全身で感じた大自然とロングトレイルという冒険の魅力、アメリカで参加したトレイル整備での経験をありのままの言葉でお話しします。
日時：４月16日（土）9:30〜10:30
参加費：無料
定員：４0名（要申込）

スピーカー：新井　篤史・美帆
4年前から2人でハイキングを始め、2022年にアメリカのPacific Northwest Trail（以下PNT）を日本人夫婦で初めて踏破。PNTとロングトレイルの魅力を伝える為、各地でトークイベントを行うとともにPNTのwikiサイトを作成している。
インスタグラムアカウント：みほとあつし(@maru_.to._sankaku)

ハイカートーク 「スペイン巡礼路カミーノを歩く旅」

2019年にスペインの巡礼路、カミーノ・デ・サンティアゴを歩かれた神垣友夫さん。カミーノをどんな風に歩かれたのか、風景や文化、どんな食事を取りどんな宿泊施設に泊まったのか、一日の生活例など、写真とともに800キロの旅の様子をお話しします。
日時：４月16日（日）13:00〜14:00
参加費：無料
定員：４0名（要申込）

スピーカー：神垣友夫
1954年仙台市生まれ、68歳
グループわらじ所属1975年創設時より。徒歩定例会は毎月15キロ程度を25人位で歩く。2024年6月で600回、2025年4月50周年目指す。
みちのく潮風トレイル2014年9月に八戸〜種差海岸でスタート以降、部分的に釜石まで110キロ（2019）、他に南三陸・仙台湾岸、松川浦等47キロ歩行。
個人的には、相馬〜石巻まで数珠つなぎハイキング、以降本吉まで400キロ、2023年どこまで？
他、海外ウォーキング歴（英国、中国、ウズベキスタン）

環境省 アクティブレンジャートーク 「私が歩いた、みちのく潮風トレイル」

2019年にみちのく潮風トレイルをスルーハイクしてその魅力に惹かれて、今は環境省でアクティブレンジャーとしてみちのく潮風トレイルに関わっている富樫信男さんをスピーカーにお迎えして、みちのく潮風トレイルとは、どんな経緯を経て誕生したのか、富樫さんの歩いたみちのく潮風トレイルとは、を語っていただきます。ハイカーであり環境省のアクティブレンジャーである富樫さんならではのお話が聴けるトークイベントです。
日時：①4月15日（土）11:00〜11:45 ②4月16日（日）9:00〜9:45
参加費：無料
定員：①20名 ②40名（どちらも要申込）

スピーカー：富樫信雄
兵庫県神戸市出身
田舎好きで、小学生時代の盆正月には欠かさず帰省（庄内地方）するような幼少期を過ごす。2011年頃から山歩きに目覚め、裏山的存在であった六甲山に馴れ親しむ。
2019年、30数年のサラリーマン生活にピリオドを打ち、同年10月よりみちのく潮風トレイルを北上でスルーハイク。翌年、NPO法人でのMCTサテライト勤務を経て、同年10月より環境省東北地方環境事務所 名取自然保護官事務所アクティブレンジャー

閖上郷土料理お振る舞い

日時：4月16日（日）11:30～　なくなり次第終了
協力：閖上中央町内会の皆さま
参加費：無料

名取市閖上で昔から食べられてきた郷土料理「おくずがけ」、「納豆餅」、「ずんだ餅」。
この日のために、閖上のお母さんたちが名取トレイルセンターに集まってくださり、郷土料理を作って振る舞ってくれます！
お母さんたちとのおしゃべりを楽しみながら、閖上の食文化を味わいませんか。

閖上大鼓演奏 in みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター

日時：4月16日（日）12:00～13:00
協力：閖上大鼓保存会の皆さま
参加費：無料
定員：なし（申込不要）

閖上大鼓 プロフィール
1990年に閖上公民館太鼓教室として始まり、1992年に閖上太鼓保存会設立。2011年3月11日の東日本大震災では、仲間、練習会場を失いましたが、閖上大鼓の灯火を消さぬよう2011年5月に活動再開。そして2022年設立30周年を迎えました。
これまで多くの出会い・ご支援をいただきました。心から感謝の気持ちでいっぱいです。その“感謝の気持ち”と“太鼓を叩ける喜び”そして“閖上の元気な姿を伝えていきたい”と演奏活動を行っています。

アコースティックライブ 〜線を撫でて〜

みちのく潮風トレイル動画の音楽、また、名取トレイルセンターで流れている音楽を提供してくださっているIsaGuitarraさんが、なんと！このTrail Daysでライブ演奏をしてくださることになりました。
イサ・ギターラさんのアコースティックギターの音色に耳を傾けるひととき、優しい素敵な時間になることと思います。
天気がよかったら、野営場での演奏を予定しています。
日時：①4月15日（土）16:00〜17:00 ②4月16日（日）14:00〜15:00
参加費：無料
定員：なし（申込不要）

IsaGuitarra / イサ・ギターラ
ギタリスト、コンポーザ、アレンジャー、レコーディングエンジニア、SSW、ラジオDJなどとして活動 ガットギターのある音楽。世界各地の音、聴き込んださまざまな音楽に私淑し影響を受ける。呼吸や間の揺らぎ、アルペジオ、丁寧に紡ぐ和音、そうして溢れ出る「うたごころ」を現すことに重きを置く。これまでにソロ名義を６作品リリース。インド古典楽器や尺八奏者とのバンド『SANDHYA』/サンディハにて2作品をリリース。映像への曲提供として「みちのく潮風トレイル」などの音楽を担当。

スラックライン体験会

日時：4月15日（土）、4月16日（日）の両日　10:00～14:0
協力：NPO法人仙台スラックライン
参加費：無料
定員：なし（申込不要）　※参加者多数の場合は、お待ちいただくことがあります。

スラックラインとは、細いベルト状のラインの上でバランスを楽しむ綱渡りのようなスポーツです。体幹や集中力などを養うことができると言われており、子供から大人まで楽しめます。
この機会に、まずは写真のような高さのスラックラインから始めてみて、体験してみましょう。
ハイキングのための体力向上、また腰痛対策にも効果あり！

みちのく潮風トレイル映像上映会〜「歩く旅」で出会った景色〜

日時：４月15日17:00〜 参加費：無料 定員：なし（申込不要）
みちのく潮風トレイルのYoutube動画、ハイカーの皆さまから寄せられた写真や、名取トレイルセンター前で撮りためた来館ハイカーの写真などのスライドショー、他トレイルのYoutube動画などを屋外の大スクリーンで上映して、皆さんでゆるりと鑑賞しようという上映会です。

申込方法・問い合せ先

Googleフォームの他、メール、または電話でお申込みの場合は、参加ご希望のプログラム名、氏名、年齢、お住いの市町村名、電話番号をお知らせください。
みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター（火曜日休館）
TEL:022-398-6181
MAIL:info@m-tc.org

野営場宿泊について

4月15日（土）は、トレイルデイズ参加者の皆さまにご利用いただくために、オンラインからの予約は出来ないようになっています。
・フリーサイト宿泊をご希望の場合は、名取トレイルセンターで当日お申込みください。ハイカープラン（880円）で受け付けます。
・オートサイト宿泊をご希望の場合は、事前に名取トレイルセンターまでご連絡の上お申込みください。
（こちらは先着2サイトのみ受け付けます）
・前泊をご希望の場合はオンラインから「ハイカープラン」でお申込みください。

同時開催〜受注会＠TRAIL GATE〜

受注会などの対面販売でしか購入出来ないブランド「TORAYA EQUIPMENT」「yamada packs」が、TRAIL DAYS期間中に名取トレイルセンターにて受注会を開催してくださいます。
ブランド紹介などの詳細はこちらからご確認ください。